| 
       電磁波の生体への影響 
         
        @発熱効果 
        ●電波が生体に入ると分子を振動させたりして、熱を発生させるものです。その熱作用を利用したのが電子レンジですが、人間の身体には思わぬ影響を与えます。 
         
        ●人間の身体が変動磁場におかれると、体の中に渦電流が発生し、それがジュール熱を作り出し、それが人間にとって良くない影響をもたらします。 
       
       A非熱効果 
        ●電磁波が体の中に入ると細胞の分子のあいだで電子の移動が起き、生体電気反応が乱されることによる影響が起きます。 
         
        ●生体電気反応が乱されると、体内細胞からカルシウムを流失させたり、免疫を低下させる引き金になったり、さまざまな悪影響をもたらすことになります。 
         
       
      電磁波が細胞を破壊する  
         
        ●アメリカ・カリフォルニア大学のエイディ博士らは、「16ヘルツの変調電磁波(高周波と低周波を混ぜた電磁波)をニワトリの脳細胞に照射する」という実験をおこないました。その結果、「細胞内からカルシウム・イオンが抜け出す」と発表しました。その後の研究で、50ヘルツ、60ヘルツといった、一般家庭で使用される周波数域でも、同じ現象が起こることも判りました。これは電気に使われている周波数です。 
         
        ●アメリカ・テキサス大学の実験では、妊娠中および授乳期間中に電磁波を照射したマウスの子供に、早期痴呆が発生したといいます。脳障害です。 
       
       送電線の恐怖 
         
        ●1992年、スエーデンのカロリンスカ研究所が、送電線から300メートル以内に住んでいる住民53万人を対象に疫学調査を行ってきた結果を発表しました。その中で、「送電線の近くに住む子供の白血病の発生率は、送電線の無いところの子供よりも3.8倍も高い」ことを明らかにしています。 
         
        ●1994年には、フランス国営電力とカナダの二つの電力会社の約22万人の従業員を対象に行った疫学調査の結果を発表しました。その内容は、「急性リンパ性白血病は2.41倍、脳腫瘍は1.95倍ほど発生率が高いことが判明している」というものでした。 
       
        
          
        次のページ(怖いぞ携帯電話)へ
      |