テーマ:冷え取り健康法(半身浴編)



●冷え取り健康法.3

★☆頭寒足熱☆★

体の代謝が悪いと、体は冷えます。下半身が冷えると、熱や血や気が上昇してきて、下から突き上げられて起きる症状である動悸、息切れ、吐き気、イライラ、咳、焦燥感などの「昇症」が起こってきます。
また、血や熱が上半身にうっ滞するため、赤ら顔、頭痛、肩こり、めまい、耳鳴り、高血圧などの症状も出てきます。これらの症状を「不定愁訴」と呼びますが、冷えを改善することで、不定愁訴も自然と良くなってきます。
そのために大切なことは「頭寒足熱」です。

頭寒足熱に一番良い方法は「半身浴」です。24時間お風呂に入っているわけにはいきませんので、足には靴下(絹5本指と綿の靴下)をかさねばきし、ズボンをはいて下半身を温め、上半身を薄着にします。
そして、食べ過ぎないようにします。食べ過ぎは「毒」を体にため込むことになりますので、腹七文目を守ります。

「半身浴」を毎日して、絹五本指ソックスを一日中履く、食事は腹七文目、これを毎日実行します。薬や、高価な健康食品は必要ありません。
何の心配もありません。あとは実行あるのみ。とにかく取りかかってみましょう!

★☆半身浴の方法☆★

●胸から下だけつかる
正しい入浴法の基本は、いつも胸から下だけをお湯につけるようにします。腕もつけてはいけません。そして、体温よりも少し高い程度の、37〜8度のお湯に20〜30分ゆっくりと入ります。するとだんだん身体の芯から温まってきて、汗がでてきます。この方法だと湯冷めはしません。
胸から下だけお湯につかるというのは、文字通り頭寒足熱の状態になるということです。慣れない人は、初めは上半身が寒いような気がしますが、まずはがまんしてしばらくつかっていてください。時々20〜30秒間だけ肩までつかるのはさしつかえありません。そのうち確実に、体の芯から温まって気持ちよくなってきます。必要ならば風呂場用のイスなどを湯船に入れておけば、胸から上を出したままの姿勢を楽に保つことができます。

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